製品情報|CoSort9

シンプルで再利用や相互運用が可能なデータ定義および操作ファイル

課題:

メタデータは、ITおよびデータ部門にとって、独自のシステムを理解し、ツールおよびプロセスを一致させるためのものです。 しかし一部のツールには以下のような問題があります。

  • 理解しにくいあいまいなメタデータが使用されている
  • メタデータを公開していないので変更ができない
  • 他のツールからは使用できない独自のフォーマットが採用されている

レイアウトの定義およびソース、プロセス、ターゲットの操作に共通のメタデータを使用するSortCLを使用すると、 作業が単純化され、複雑なメタデータのメンテナンスが不要になります。 同じメタデータは、以下など多数のアプリケーションで使用できます。
変換(ソート、ジョイン、変換、ルックアップなど)
出力(統計レポートおよびBIアプリケーションへのデータ受け渡し)
保護(フィールドの暗号化、匿名化など) プロトタイピング(安全なテストデータの生成)

解決策:

CoSortのメタデータは、1992年以降、世界中で広範囲に採用されている、よく知られた、 自己解説機能のあるSort Control Language(SortCL)形式です。 SortCLを使用すると、アプリケーション、ビジネス、およびデータガバナンスを遂行するチームは フラットファイルを使用し、単純な共通言語でやり取りをすることが可能になります。 レイアウトの定義およびソース、プロセス、ターゲットの操作に共通のメタデータを使用することで、 SortCLでは、作業を単純化し、複雑なメタデータのメンテナンスを不要にします。 同じメタデータは、以下のような多数のアプリケーションで使用できます。

  • 変換(ソート、ジョイン、変換、ルックアップなど)
  • 出力(統計レポートおよびBIアプリケーションへのデータ受け渡し)
  • 保護(フィールドの暗号化、匿名化など)
  • プロトタイピング(安全なテストデータの生成)

SortCLのメタデータは、データおよびアプリケーションの独立をサポートしています。 ジョブのコマンドおよびデータのレイアウトは、 明示的で論理的なテキストファイルのメタデータリポジトリに共にまたは別に記述し、 一元化して再利用できます。 入れ子式の仕様および参照のために、 複数のレベルにおいてデータおよびアプリケーションの独立性が確保されています。
ファイルのレイアウトは複数定義でき、同じデータを複数のビューで表示または出力できます。 これらのレイアウトを使用し、同じフォーマットで、 SortCLまたはCoSortのテストデータ用の(RowGen)ツールから安全なテストデータを生成できます。 また、サードパーティのファイルレイアウト、ETLツールのメタデータ、およびOracleのテーブルから、 CoSort Fast Extract(FACT)製品を使用して簡単にSortCLのデータ定義フォーマットに変換できます。
SortCLのメタデータは、生成の効率およびメンテナンスコストの観点から考えた場合、 大量のデータ変換とレポート作成の両方を実現すると言えます。 メタデータは、1つのパス用にたった1つのスクリプトで使用します。
コンプライアンスという観点からは、SortCLのメタデータでは、 分析用にデータを準備するのと同時に暗号化などフィールドレベルの保護を行えます。 監査追跡に含まれているSortCLのメタデータを使用すれば、これらのプロセスをマッピングし、 リスクおよび管理のフレームワークに必要とされていることを実行する助けとすることができます。

結論:

SortCLのメタデータと運用インフラを利用すれば、 複数のプロセスで実行していたものを単一のプロセスで実行することが可能になります。 さらに、単純かつユーザに意識させずに実行することが可能になり、 コンプライアンスおよび監査の用途にも利用できます。

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